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専門家の評価が重要

男性医師

共同作業で

自分を傷つけているといっても、意図的な自傷と自殺を意図とした自傷と種類があり、それぞれ異なります。しかし、どちらの種類にあてはまるかどうかは別として、まずは病院で専門家の評価を受けることが大切です。なぜなら、年齢が若い人ほど、不安定なので、心の中はめまぐるしく変化していくからです。それにより、意図的な自傷から自殺を意図としたものに変化することもあります。以前、受診をして大丈夫だった人でも、心配であれば、何度でも受診することが賢明になります。過去に自分を傷つけたり、そのような試みをしたりしたことがある人は、それがどのタイプであったとしても、実際に自殺行動を起こす最も強力なリスクファクターになります。多くの場合は、意図的な自傷は、自殺念慮が失敗したものでも、半ばそのつもりだったものでもありません。しかし、若い人、特に子どもであれば、自殺思考を抱き、そして、自分も傷つけるという両方を経験することも多いです。さらに、自殺予防として自分を傷つけるタイプもいて、どの種類に当てはまるのかは、精神医学の専門家にしか判断できないので受診することが大切です。自傷を一度でも経験したことがある人は、専門家による治療や自殺評価を受けることが非常に重要になります。もし、自殺を意図したものであるならば、専門家の指導の下、適切な治療を受けることが必要です。そして、治療者と家族は、子どもの気分の悪化を示す兆候や根拠、失望感がわいてくる時の話し方や言葉に関して、常に警戒の目を光らせておく必要があります。どんな種類の心理療法でも、共同作業が基本です。自傷の治療においては、特に重要になります。本人と治療者は、共通の目的に向かって取り組んでいくチームでなければなりません。どの種類の自傷であっても、オープンで、協力的な関係がなくては、治療の効果があがらないので注意が必要です。また、本人が、なぜ自分が変わらなければならないのかを、しっかり理解して、本人が意志を持って治療に取り組まなければなりません。そこで大事になるのが、自傷が人生における問題解決に対して、いかに効果がないものかをはっきりせることです。加えて、治療を進めていく中で、自分が抱えている問題に対して、本人は自分で何とかしようとしていたという賢明さを周囲が承認してあげることが重要になります。この承認なしに、問題解決法だけを提示すると治療がうまくいかなくなるので注意します。また、家族は、本人が治療に注いでいる時間と努力に対して、積極的に褒めてあげるようにして、サポートしていくことが大切です。そして、子どもが治療を受ける場合には、休学や留年なども考慮していかなくてはなりません。しかし、通常通りの進級ができないことでデメリットもあるかもしれませんが、必要な治療を受けなないことや、ストレスを抱えたままで学校に行かなくてはならないことに比べると、大きな問題ではありません。自傷を行う子どもは対人関係のスキルが未熟なまま成長する可能性が高いので、早期治療が原則です。長い人生の中での、たった数年間と割り切りが必要になります。何よりも治療を優先させることが大切です。