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うつ病とリストカット

悩む女性

リストカットなどの自傷行為はストレスが昂じたときに発生することが多く、うつ病やパーソナリティ障害などが原因と考えられています。専門クリニックで行われる治療法には認知行動療法や薬物療法などの種類があります。

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専門家の評価が重要

男性医師

自傷には種類があって、意図した自傷と自殺を意図したもの、その両方などもあります。中には、リスクが高いものもあり、正確な判断は、精神医学の専門家にしかできないので受診が必要です。そのうえで、治療者と家族と本人で良好な関係を築くことが大事です。

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観察メモを用意

看護師

どんな種類の自傷であっても、自分のことを話すのが苦手という人も多いです。そのため、受診前や治療中には、自傷に関する観察日記のようなものをつけておくと診察がスムーズになります。治療は、それに加えて認知行動療法などの心理療法を行っていきます。

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様々な感情への対処

女性

衝動をコントロール

何のために自傷を求めているのかというのは、人それぞれで、そのため、さまざまな種類の自傷があります。退屈で虚しい状態の中でほぼ1日を過ごしている、血を流した途端に気分が改善するという場合には、生きているのを実感するために、自分を傷つけているタイプです。感情というのは、自分自身と自分の周りの世界をどのように感じているのかを知らせてくれる極めて重要な情報源です。しかし、その感情を映し出す鏡を使えなくなると、未熟で衝動的な行動をとってしまいそうになります。こうした状況下では、危険な行動を取るおそれがあります。そのようなギリギリの状態を保ち続けることは難しいので、何らかの努力をするのですが、この時、即座に感覚の麻痺をとめる手段をとるようになるわけです。それは薬物やアルコールなどの依存もありますが、素早く内密に、そして容易に行えるリストカットなどを選択しがちです。おそろしい状態から解放されるには、血をみる必要があると考えていて、その様子は、自分が生きていることを実感するためにやっているかのように見えます。また、目に見えない存在という感覚に対応するために自分を傷つけるタイプもいます。この種類の場合、自分が目に見えない存在で、虚空に消えてしまいそうな感覚を覚えているのが一般的です。家族の中で無視されている、大切にされていないと感じている人がほとんどです。だからといって、関心を引くために行動を起こしているのではありません。自分が虚空に消えてしまうという感覚を止めるに自傷をしていることが多いです。自傷にもいろいろな種類があり、何のために行為に及ぶのかという、その背景にあるものも様々です。しかし、どんな種類のものであっても、その背後に隠された意味を探ったところで、当の問題に直接取り組むことにはならないことがわかっています。なぜならば、自分を傷つける行為の意味を明らかにすることに焦点をあてた治療方式では、回復までに相当長い時間を要することになるからです。とても効果的なのは、自分の感情を上手にコントロールするために、自傷以外の方法をみつけるための治療になります。そもそも、自分を傷つけている人は、それ以外の方法でしか、自分は救われないと感じているからです。治療法は、弁証法的行動療法といって、苦しんでいる特定の感情的または行動的問題を直接ターゲットにします。もっともカギになるのは、感情システムをコントロールするために、適切なスキルを身につけていくことです。スキルの欠如は、行動問題、未熟な思考と判断、および不安定な自己感覚を導きます。弁証法的行動療法では、個人とグループでの治療におけるスキル訓練を行っていきます。個人治療では、セラピストとともに、最近起こった出来事を見直し、その状況に対して、もっとうまくアプローチできる方法はないかを明らかにしていくのが一般的です。一方、グループ治療では、マインドフルネス、対人関係有効性、感情調整スキルなどを磨いていきます。そして、この方法をより効果的にするために、補助的な治療を行います。家族療法や薬物療法などを取り入れることが多いです。